のっけからこんな題目にして申し訳ないっす。というのもこの記事の執筆時点(jun/09/18)で一週間前に行われたミリオン5thにおいて、とある事が運営側に疑われていたわけです。その内容は、"海外からチケを取った人(海外P)の座席が意図的に後方に設定されていたかどうか"というもので、実際にライブに参加していた方が、海外からのライブ参加者(海外P)を対象にアンケートを行ったツイートが現時点では残っているのでリンクを以下に置いときます。https://twitter.com/Rob_ust/status/1005289555535192066https://twitter.com/Rob_ust/status/100528955553519206
6月3日に行われたTHE IDOLM@STER MILLION LIVE! 5th LIVEの2日目で、外国人プロデューサーが特定地域に集まっていた件について。
— ラーブ@JAMProjectソウル (@Rob_ust) June 9, 2018
CD先行とWEB先行で当選された日本以外12地域の参加者89人の座席配置結果を集めました。チケット名義が漢字ではなかった場合、95%確率で400レベルに配置されていました。 pic.twitter.com/F4EWcbfbdl
この結果が真実であるか、若しくは運営側がそうしていた事実があったかの是非はここでは問うつもりはないです。が、個人的にはそれよりもっと以前の段階の、アイマスの海外展開(主にアジア外)について色々言いたいと思います。
アイマス運営側の海外に対する姿勢
言葉を選ばずに言えば、あまりやる気がないと思います。
ただし、海外と言っても日本に近い文化圏=アイドル文化がある程度社会的に認知されてる文化圏である、中国や韓国に対する展開は積極性を帯びてきていると思います。特にサービス終わったけどモバマスや韓国版のオリジナルアイドルの追加、近年ではプラチナスターズの韓国語、中国語(台湾/繁体字?)版発売、シンガポールのイベント参加などを証拠とします。
しかしながらアジア圏外、特に英語圏での活動と言えば、同じくサービス終了したシャイニーフェスタのiOS版発売に伴う英訳版販売、近年ではアイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション(デレステVR)の英訳版、リアルイベントと言えばAnime Expo 2017(2018も) Anisong World Matsuriへの進出くらいであり、あまり多いとは言い難いです。
今、一個人として運営に求める事と言えば、海外に対して何かしらの考えがあって活動してるのならば、何かしらの声明文みたいなのを出して改めて姿勢をはっきり示していってくれというようなことを言いたいですが、まあ難しい
過去作の翻訳だけでもどうにかならないか
まあ一度翻訳に手をつけてみて感じたのは、とにかく文化背景の違いが大きい事でした。そうなると自然と訳するのが難しくなるわけでございまして、作業量も含めてまあ大変だなと思います。
あと、文化背景の話で言えば、未成年の就労の問題でアイマスは抗議を受けるかもしれないといったような話がよく持ち上がったりします。
(参照:アイマスが世界で発売されない本当の理由について - Xbox 360 THE IDOLM@STER コミュ動画集) これについては、おおむねブログ筆者の方の意見に同じく、"児童労働問題があるから出せない"のではなくむしろ"ビジネス的な成功を望めないから出さない"という理由によるものかと考えてはいます。
しかし、先述の記事から10年経った今では、海外の人が日本のアニメに手を出したり(ヒップホップ界隈で言えばLil uzi vertとか)文化を受容する動きが大きくなってきてることを踏まえると、新たな可能性はあるにはあると思います。個人的には、規制緩和の動きが強くなったSteam(PC)で販売するのが一つの手ではないかと思います: 物理媒体ではないことを活用できる(=店に並ばないため人目に触れにくくなり先述したような団体との摩擦を抑えられる) もちろん翻訳のリソースが大きいのは承知の上ですが、コミュニティと共同で行えることもsteamでは可能になってくる(便利になってくる)のではないかと思います。
そもそもオタクは何で海外展開を重要視するんや
これについては、はっきり言えば"俺は海外に対する志向性が強い"です。一応外向きに言うと、"需要が0ではない、むしろ規模も年々大きくなってきているコミュニティに対して彼ら向けのコンテンツをあまり与えないのはどうやねん"というわけになります。あくまで個人の考えです。
一応思考整理の名のもとに書き殴ってみましたが一応まとめ:
- アイマスのコンテンツが始まってから10年以上経った現在での海外展開はやや消極的、特にアジア圏外においては首を捻らざるを得ない
- アイマス運営側には海外展開に対する一度姿勢をはっきりと提示してもらいたい
- 個人的にはSteamのプラットフォームを活用できるのではないかと思う
一応言っときますが、これはあくまで個人の考えなのであまり真剣に受け取らないでください(?) うんうんそれもアイカツだねつってくれればうれしいです。