懺悔者の背後には美麗な極光がある。
萩原朔太郎「極光」、「詩歌 第五卷第二號」1915(大正4)年2月号初出
2024年3月16日・17日、群馬県前橋市はベイシア文化センター(元: 群馬県民会館)で、”菊地 真 ・ 萩原 雪歩 twin live 'はんげつであえたら' "が行われた。出演者はそのまま、菊地真と萩原雪歩。765AS単独イベで直接声優が出演をしない(体の)イベントでは、MRステージに次ぐ第二弾、と言った所。だが今回はコンセプトライブ色が強く、リアルタイムでのインタラクティブ要素を廃する等、いわゆるアイマスライブとしては異色尽くめの公演になった。結果的に思想と思想が真正面からぶつかり合った強いライブになったが、(どちらかと言えば)ゆり歩派人間である自分からの視点で、その感想を赤裸々に綴りたいと思う。
なお必要ではあったものの、一節はどうしても人を不快にさせてしまうので*1、"2015年12月23日・2023年12月24日"、"閑話休題"を飛ばす事を推奨する。
- 前日譚: 事の始まり
- 2015年12月23日・2023年12月24日
- 現場入りまで: 大阪から群馬へ
- ACT1: 友藍
- ひかりのおうとかげのおう (朗読劇1)
- オープニング
- キミはメロディ(友藍)
- 自転車
- 何度も言えるよ
- MC1
- アマテラス (友藍)
- 待ち受けプリンス(友藍)
- チェリー
- First Stage (友藍)
- edeN (友藍)
- MC2 (友藍)
- エージェント夜を往く
- 9:02PM (友藍)
- First Step
- MC3 (友藍)
- My Best Friend
- The world is all one !!
- Halftone (友藍)
- MC4 (友藍)
- おもいでのはじまり (友藍)
- つきとうみ (朗読劇2)
- MC5 (友藍)
- My Song (友藍) - アンコール
- エンディング (友藍)
- 友藍終演後: 発露
- 閑話休題: 夢が夢じゃ終われないから
- ACT2: 悲藍
- 悲藍~純藍間の休憩: ★
- ACT3: 純藍
- 終演
- 終演後
- 公演の良かった点・惜しかった点: 箇条書き
- おわりに: 狂人たちからの答え
- あとがき
前日譚: 事の始まり
このイベント自体は、”萩原雪歩の穴掘り3番勝負”なる配信の最後の最後、わずか20秒ほどのティザーによって示唆*2された。
正直配信自体は面白いと感じなかったものの、Discordでミラーしていた全ア人*3たちと共にこの20秒だけには胸を躍らせたのを今でも覚えている。後に心を、精神を狂わされるとも知らずに...
予告通り、11月9日12:00にアイドルマスター公式twitterアカウントより、本公演の正式アナウンスがなされた。正直この時点では情報が少なすぎたので流石の全ア人らも微妙反応を示していた。
そして未来の連番者であるpotiくんが一人頭¥45,000通し券を握ってくれたので、連番に入れてもらうことに。情報が少ない中、正直この時は"当たってしまった”という向きが強かった事をその時の自分に言っても分かってもらえないのは理解できるが。
その間にグッズを買ったり
名刺を作ったり、何かにつけ*4実質ピンク・フロイドの狂気の再現ライブだ!等と触れ回っていたら年の瀬に。
ゆきまこのライブ、はんげつであえたら の公式グッズが届きました❕❕❕ pic.twitter.com/yhOjbCXlTJ
— um1gu👀 @ Sakurac0n (@umgp2nd) December 5, 2023
2015年12月23日・2023年12月24日
正直言ってしまうとそもそも自分が雪歩Pであるのは、一重にゆりしーのファンであることが大きい。元々彼女を知っていた上で、行動範囲内にアケマスがあったので、雪歩は最後に取っておく、と思いつつ他の*5アイドルでプレイしつつ、ニコマスの存在も手伝いながら深みにハマっていった。しかし自らの道を進んでいた最中だった彼女が、2015年12月23日に大阪の某カフェで小さなソロコンサートを行うとなったや否や、気が付いたら手にはサインの入った作りたてのユニットカードとブロマイドを持っていた。
それからというものの、引き続き新旧問わず雪歩そのものに対する深掘りや曲などは聴いていたものの、金欠学生だった自分には19年の某イベントに行ける術がなく、そのまま6.16に突入。かなり続いたtwitterアカウントを削除する位には衝撃を受け、自分の"好き”を根底から考え直す日々が続いた。
結局アイマスに対しては、声優要素を除いても1st vision*6が好きである、と明確に答えを出すことができたが、雪歩に対してはどう接したらいいか分からず、話し控をしていた他、いつか二人のステージを、一瞬でも再来を、と望むようになってしまった*7。ある意味ファンも似たり寄ったりやわ、と思いつつ狂ってしまったからには答えを出す、と8年越しにサイン入りのユニットカードを手に持ちアケマスへ向かうように。ホームグラウンドのナムコ日本橋に限らず、フェドラ大須やMG志度、秋葉原HEYと方々を巡り、ついに2023年12月24日。
全アの一人に見守られつつ、ナムコ日本橋で迎えた別れ。溜まりすぎた思い出のおかげでほぼFirst Stageを観ることに終始したあの日。"ごほうび"を求められるのでゲーム的には別れではないのだろうが、これで清算が終わった、ケジメをつけれた、と少し肩の荷が降りた気がした。
その後もマイルストーン的CDだ、としてiDRE@MLOSTなるCDを買ったりしているが、今のスタンスとしては、よっぽどの事が無ければ"ただ静かに祈り続ける"という事にしている。していたつもりだった。
現場入りまで: 大阪から群馬へ
ライブ前日の夜は、遠足前の小学生みたいに目がギンギンして5時間程しか寝れなかったが無事伊丹空港から8時半発のフライトに搭乗。
羽田空港に着陸後は品川へ輪行、相変わらず東京は人混みがゴミ!等とバカを言っていたら品川駅で宇都宮線に乗ってしまう大ポカをやらかしてしまう。グリーン券を使っていたので尚更だった。乗り継ぎでそのまま使えたのはよかったが... 結局高崎へは1時頃に着き、連番のpotiくんと合流。何気に初エンカだったがガラが悪いと言われ泣いていた。
その後昼飯やらホテルチェックインやらで時間が過ぎ、前橋駅には4時頃着。その後オタクcarで移動しついに現地入りしたのは4時半頃。ポータブルアケマスを展示していたHajimeくんに、ポータブル箱マスで作ったゆきまこユニット名を決めてもらおうとしたらXenia*8がクラッシュしたり、初星演舞の雪歩手拭を掲げて勝訴(?)したり、ピンク・フロイドの狂気3連番と少ない時間ながらライブ前のshenanigansを楽しめた。
グッズが売り切れていく中、オタクに委託したライブTと雪歩シューホーンを無事ゲット、会場限定CDも購入しついに入場。ここでも何か持っていたのか、なんと来場特典を貰い(渡され)忘れ開演ギリギリまで確認手続き等で時間を食う事に...ただただ方々に平謝りしていた記憶しかなかった。なんとか特典も貰い、急いで来てみると席は1F16列30番...ド真ん中だと慌てるまもなく開演のブザーが鳴った。
ACT1: 友藍
ひかりのおうとかげのおう (朗読劇1)
以前のトレイラーで絵本の存在は出ていたが、開演直後に"かげのおう"が”ひかりのおう”の美しさに魅入られ手を取り合おうとした時、”光と影は交わることがないから”姿が消えてしまう。素朴なアートスタイルの絵本を通じ初っ端から重い思想を投げかけてきた。ストーリー上、はんげつは二人が姿を保ったっまま唯一出会うことができる、舞台装置になっていくのではと感じた...
などと呑気に思っていたら"ひかりのおう”が嫁ぎに行くから、最後のはんげつの夜にお互い再び会える事を願って歌う...のが本公演の主題???????ここだけで終わってないか???お前ホンマに友藍か????????? この時点ではコンセプトライブ色が強くなると思っていたので、コールせず地蔵をする決意を固めた。
オープニング
会場では上部モニターのみ映っていたため映像美は楽しめなかったが、サウンドトラックは純粋に良かった。また、見えづらくとも左右対称の表現はコンセプトと合致していたので静かに頷いてた。
キミはメロディ(友藍)
イントロの"You're my..."の時点で地蔵ながら内心このライブはガチだと確信した瞬間。いきなりアイマスSPの曲って...
自転車
会場限定CDに入っていたので、いきなり来るとは意外だった。特に雪歩が入ってからテイストに豊かさが増し、最後の好きだー!!の部分がやはり変わっていてまた頷く。
何度も言えるよ
あず歩のシグネチャーソングとも言えるMA2に収録の本曲、本当にコンセプトに合致しており強かった。"あずとい"に代表されるあまあまな雪歩を久々に堪能できた。
MC1
なかなか出てこない真に一瞬ドタキャンしなやー!と叫ぼうとしたが、今回は"客"としているので思いとどまる。雪歩が知らず知らずで裏事情を言うのはMASTERPIECEから変わってないのか?
アマテラス (友藍)
こちらも会場限定CD曲。イントロで内心しゅき~~~~~!!!となっていた。心でコールした。
待ち受けプリンス(友藍)
"Let's go! Dance dance..."の下りはコールするもんだと思っていました。多分一回位は撃たれたと思います。あとフェイクで"バイバイ?"って聞く雪歩良すぎか~??!??!!???
チェリー
最初の環境音で分かった瞬間、周りのオタクに座れ座れと咄嗟に言ってしまった。こんな感じで最初は元気があったものの、サビ前で収録CDのMASTER SPECIAL: SPRINGって"終わりの始まり"やんけとか、ドラマトラックのSCENE03が走馬灯のように頭をよぎって感傷的になった。ただ友藍のコンセプト下ではポジティブな意味合いの曲に変わり、改めて文脈の偉大さを知った。
First Stage (友藍)
はんげつ全公演を通して最初のアケ曲のイントロが流れた瞬間、座り込んでしまった。歌い始めの直前まで、その時頭の中には;
- ストーリー上どのような意図を持っているのだろうかという疑問
- 2023年12月24日の記憶
- 奇跡を待ち望む淡い期待
が渦巻いていたものの、ボーカルが来た瞬間ああ、としか言い表せない心境になってしまった。何とかしてサビ前に顔を上げれたものの、この時程ダンスを覚えときたくなかったと思う瞬間は無かった。ただあずみんのボーカルを聴いてると、曲によって声調の使い分け・歌い分けをしつつキャラクター性を残しているのに気づいた。単純に技術があって尊敬をしている。しっかりした人に引き継いでもらって良かったなぁと実感した数ある瞬間の一つ。それでも、
光と影は決して交わることがなかった。
edeN (友藍)
次公演の悲藍向きじゃね?と思ってしまったが曲自体は好きだったので◎。おでんが一瞬食いたくもなったが舞台演出が素晴らしかったのでそのまま黙る。
MC2 (友藍)
きゃるる〜んと言ったか!?今きゃるる〜んと言ったな?!??!!?? 開催地である群馬の学校ネタを取り込んだのは地元民が嬉しいだろうなと思ってたりした。目が合わなくて怒っちゃう真と雪歩、最高だった。そのためわざと視線を逸らしてたりしたが別に何か言われることはなかった。
エージェント夜を往く
死ぬほど聴いたチャイム音が全然飽きず、むしろ感情の昂りを引き起こしてくれるのはこの世のバグ。ハートを射止めるエージェントか、もしくは二人の激情の表れか。既に判明はしていたが、マイク持ちだったにも関わらずダンスはゲーム準拠の腕振りとどこを見てもノスタルジックな動きをしていた。コールを聴いていた限り十勝に行った人間は少なそうだった。
9:02PM (友藍)
こちらも会場限定CDに収録されている、今となってはマイナー曲*9の部類に入るアケ曲。そのCDの予告があるまで、もう一生ライブで聴く事は無いんじゃないだろうかと思っていたので単純に嬉しかった。そうこう考えているうちに、"ひと仕事"を終えたエージェントが帰宅した時の話か?等と考察するまもなく次の曲へ。
First Step
理論で理解できても感情で解せなかった曲の一つ。曲自体は、アイドルマスター2のTrue Endingで流れるもので、実際の作詞も萩原雪歩を受け継いだ浅倉杏美が書いた。アイマス2(nd vision)を取り巻く混乱の最中にあってこの曲はある種の意思表明となっており、相当苦心して詞を書いたのではと考えざるを得ない。これだけのために収録CD*10を買うほどには好きで、雪歩にとって、ひいてはアイマスにとって重要なピースであることは間違いないと確信している。
その上でイントロが流れた瞬間;
- 普通に純藍向きだと思ってた、登場早くね? 歌詞的にはこっちも合うけれども...
- MRの時もそうだったが、この曲を"萩原雪歩"が歌うことに対する違和感
上記二点の考えに支配され、ただただ思いを馳せながら美しい声と音色に身を任せることしかできなかった。
MC3 (友藍)
First Stepの感想を求められた際は死んだ目をすることしかできなかった。自分はいつも夜の9:02に何をしているか覚えてない。
My Best Friend
MCで正気を取り戻したと思ったらとんでもない曲で殴られてしまった。文字通り"友"藍にふさわしい、胃もたれする程あまあまな曲を聴いてる最中ふと古のオタクがこう言っていたのを思い出す:
プロデューサーに思いを遂げることができず達観した美希がひたすら歌う、バッドエンドソング
この時は気のせいだろうとタカを括ることができたが、その後臼を投げられ殺されるような衝撃を受けることになるとは...
The world is all one !!
この曲はアイマス2では無い別の意味で思い入れがあるので、単純に嬉しかった曲の一つ。コールが控えめだったおかげ(?)で、そういえば今回俺の友達が外から来ることはなかったな、とか現地でハングルを聞いたな、とかコロナ前に会った韓国の765原理主義者はどうしてっかな、等と歌う二人を観ながらアイマスとグローバリズムについて諸々考えていた。
Halftone (友藍)
真打、はんげつであえたらのために書き下ろされた新曲。白状すると、他のトレイラーが荘厳な雰囲気や絵本の激重ストーリーを描いていたので、ライブも概ねそういった雰囲気になるんだろうな、と開演直前まで思っていたためこの曲の試聴が公開された段階では意図が読めなかった。
しかし、-これも魔法なのか-たちまち魅了されてしまった。特にややたどたどしい英語詞や方々に散りばめられたはんげつの要素を含めた歌詞、そして(嗜好の面から非常に稀なケースだが)Jロックサウンドが絡まり良い方向に昇華したように思う。
MC4 (友藍)
前のMCとは打って変わり、新曲についてはただただ最高としか頷けなかった。相変わらずイチャイチャするのも鉄板で〜と観ていたら...
おもいでのはじまり (友藍)
9:02PMがマイナー曲だと嘯いたが、本物を持ってこられた*11。イントロを聴いた瞬間、このライブが持っている思想に改めて身を震わせた。歌詞もコンセプトに合っている、夕焼けを彷彿とさせる演出、純粋なバラードサウンドが合わさり、このあまりにも歪な二人の旅路はどうなるのか、そして俺は生きて帰れるのか、等想いを巡らせていた。
つきとうみ (朗読劇2)
相変わらず早すぎるアンコールの呼び声*12の後、クソ重思想感情朗読劇が再び。
結ばれることはなく遠く離れてしまい、二度と会えなくなった二人が悲しみの涙で作られた海に想いを乗せて幸せを願う... そんなストーリーで友藍は〆となった。
は?
限界オタクのMBF思想が一部叶っちゃったやんけ!と頭の中で狼狽えてた。
MC5 (友藍)
いやあの後に何事もなかったかのように普通に出てこられたらいくら絵本のストーリーとはいえ感情おかしなるわ... 気持ちの整理がつかないままアンコールへ。
My Song (友藍) - アンコール
野太い声が聞こえたのも納得。L4Uから引っ張ってくるのもそうだし、現地ではトリを飾るにはふさわしいなと思っていた。曲自体に補正もあるので楽しめた。ただ後々思い返してみれば、あの朗読劇の後にこれはストーリー的にバッドじゃね?となってしまった。
エンディング (友藍)
あくまでゆきまこの公演なのでエンドロールにBTS風のカットは考えたな、と賛辞を送った。その後は荘厳なOSTとステージビジュアルとともに、平田宏美・浅倉杏美がSpecial Thanksとして名を連ねているのが本当に粋な演出だと感じた。何故かころとん*13の名前がでた瞬間笑いながら盛り上がるオタク達が好きだった。
友藍終演後: 発露
ライブ後は全ア人が予約していた某店にて、落ち着いた雰囲気ながら熱い語りができた。他のオタクがいなかったので尚更しっぽりと話すことができた。
そんな折、とある全ア人がある法則に気づく。"セトリが物販CDから引用されている"と。これは実際正しく、9:02PM収録のMASTERPIECE 02のみが単独で販売されていたり、The world is all one !!、二人の版の他にあったMASTER ARTIST FINALE*14と言った具合だ。ここから悲藍・純藍のセトリ予想合戦が繰り広げられるのだが、はんげつであえたらのCD物販リストに目をやると、765+876のVol.2と3があった。
閑話休題: 夢が夢じゃ終われないから
DREAMは、2010年6月2日発売の”THE iDOLM@STER: Best of 765+876=!! Vol.2"に収録された楽曲。作詞: yura Dark*15、作曲: NBGI(中川浩二)、編曲: NBGI(増渕裕二)。この時の歌唱メンバーは、萩原雪歩(長谷優里奈), 秋月律子(若林直美), 星井美希(長谷川明子), 四条貴音(原由実), 秋月涼(三瓶由布子)。サウンドは好物のややフラメンコ・ラテン寄りサウンド、歌詞は戦いをモチーフとしている。
ソロバージョンは "THE iDOLM@STER: Best of 765+876=!! THE iDRE@MLOST"に収録された。このCDは5thライブの会場限定品のためご存じの方も多いだろうが、バトンタッチが行われた歴史的にも重要なライブの、である。この曲を最後にアイマス・雪歩の元を去ったゆりしーだが、(自分が行けなかった)2019年12月のソロライブで作詞のyura先生が本曲についてとある話*16を贈ったと聞き、自分の中で何かが出来上がってしまった。
Syd Barrettに対し多くの人がそうしたように、狂気の人に昔の幻影を重ねるのは普通なのだろうか。
ACT2: 悲藍
開演まで
結局飲み会後は高崎の宿に戻っても友藍の素晴らしさや、明日のセトリに悲喜交々としてなかなか寝付けなかったまま2024年3月17日に。なんとか少し寝て起きた後に決めたことは、以下の理由から思想のフィルターを消すことだった。
- バンナムの某社員が企画した、とんでもない思想に満ち溢れたライブに対して自分も思想を出さなければかえって失礼にあたる
- 前述の765+876の件が頭を支配していたこと
手にはiDRE@MLOST、服装も概念コーデなのかコスプレなのかよく分からないジャージに着替え移動。
散歩も兼ねて9時前には現地着。物販に並んでいたリア友に一通り概念コーデや思想の話をしたり、見知ったオタクにDREAMかLOSTが来たら悪い意味で死ぬからこれ(iDRE@MLOST)を墓標にしてくれ等と話していたらいつの間にか入場に。席は1F26列50番と遠目になってしまったが、左を見ると機材席に中川浩二氏らしき横顔が。死を覚悟しつつ開演のブザー。
なお朗読劇後のOPは省略。
うみがきらめくばしょ (朗読劇1)
クソ重思想感情朗読劇第2幕。冒頭部分や"ひかりのおう"が嫁ぎに行くまでは話が同じ。しかし"ひかりのおう"が心境を吐露し、助けを求める...
鳥肌が立った。
relations
どこかで来るとは思っていたが、誰かが平手打ちされた音と共に会場のボルテージは最高潮に。結局自分もコールに参加し、曲自体も楽しむ。ただこれが美希曲だと考えると、ゆきまこで組ませたあたりやはりセトリを組んだ奴の恐ろしく強い思想がダダ漏れで最高だった。
inferno
イントロが流れた瞬間はゆきまこでどう再び*17料理するのか興味深く見守っていたが、セリフパートが逆転!??!?????????????あとまこりんの"INFERNOOOOOOO!!"がすごい刺さった。これ考案したの誰?? 言わずもがな優勝しました...
迷走Mind
コーヒー缶3本で当てた*18初星演舞DAY2で観た景色を未だに忘れないどころか、新たな解釈を持って来られてフラッシュバックと目の前の景色両方に襲われ内心うろたえてた。ただ自席近くのコール練度が高くここサッカーフィールド?となるくらいには一体感が出てよかった。
MC1 (悲藍)
絵本の内容に触れることでわざわざ早速情緒を破壊しに来るな~~~~!!!!!!!!
Halftone (悲藍)
新曲は良いなぁと相変わらずなものの、正直アップテンポの曲が来て自分の死期を悟っていたのも事実。*19
待ち受けプリンス (悲藍)
"バイバイ?"って聞く雪歩可愛すぎか~~~~~???"!!??!??!!!(2度目) 相変わらず"Let's go-"の下りはコールしないのねとはなった。
アマテラス (悲藍)
テーマがテーマだもんでこんなに物悲しくなるアマテラスは初めてやわ...
The world is all one !! (悲藍)
その時は文字通り世界の裏側からミリ10th ACT4に参戦し、その後大阪で一緒にアケマスをしばきに行ったオタクに対して思いを馳せていた。
First Stage (悲藍)
ああこれ共通曲なんか...という感想が前に出てしまい、バラードも続いた事があってか以後感情がダウンヒルに。
MC2 (悲藍)
雪歩、努力し成長したんやな...って静かに感慨深くなった。真が謎の饅頭ポーズをしてたり味噌を口に残しっぱにしていたことが判明。解像度が高い。曲の前振りで元気ポーズするのはかわいかったけど一瞬ヒエッとなった。
おもいでのはじまり(悲藍)
悲哀でバラード曲はやめろ!!!!!!!その1。確実に友藍と文脈が違うので胸が苦しくなった。
9:02PM (悲藍)
悲哀でバラード曲はやめろ!!!!!!!その2。完全に後ろ向きな"会いたい"になっているのが非常に笑えなかった、そもそも笑う要素はなかった。
静かな夜に願いを...
MA3のシーズン曲が正直来ると思っていなかった。元々現地ステージにアイドルはいたんですが、スポットライトや雪の演出で幻想的な光景を作り上げていたのは単純に最高だと思った。
MC3 (悲藍)
静かな夜に願いを...最高に決まってんだろ!!!!!!!!! その後のダチョウ俱楽部的下りは多分MASTERWORKSならまた喧嘩してたと思う。しっかり765プロの宣伝をするのは偉い。友藍ではそう思ってなかったが、今回は終盤と告げられ内心ビビった。
edeN (悲藍)
やっぱり悲藍の曲だろこれ!となった。正統性がより出てきて嬉しかった。盛り上がってその後の余韻を楽しもうと思ったが...
LOST
萩原恭二郎の代表作、『死刑宣告』に「露台より初夏街上を見る」という詩がある。上に画像*20を貼ったが、この詩は悲藍を通しての自分の心境をよく示していると思う。LOSTは"バチーン!煙●ピストル光"の部分になるだろうか、入場後にフェチ川*21(らしき人影)を見た時よりもっと直接的に自分の死を見た気分になった。
この曲は発露にて述べたベスト盤、765+876=!!のVol.3に収録されている。それを披露したことによって、物販CD≒セトリの論理を証明することになってしまった。つまりあず歩のDREAMがこの後来る。自分の心にあった"何か"が崩れる。信心が根底から無くなる。そう(勝手に)思ってしまい"バッキャロー!"と叫びその場でうずくまり泣いていた記憶しか残っていない。弁明の余地はないのも理解しているが、まずはこの場を借りて謝罪したい。
tear
アーカイブを観て、とんでもないものを見ていたんだなと再確認した。実際現地ではLOSTで死んだ後だったためどうも集中できていなかった。真には本当に申し訳ないことしたな、としか思えない。
MC4 (悲藍)
ありがとう。まこりんで癒された。コンセプトに従う雪歩は正しい。
Little Match Girl
イントロが来た瞬間、吠えた気がする。アイマスで随一を争う程好きな曲ということもあるが、鬱蒼とした文脈でこそこの曲は映えるんだなと再確認するパフォーマンスだった。ESTi大先生とアイマスにおけるダイナミクス*22はやはり素晴らしい。曲が終わるや否や박진배!!!!!*23愛してるぞ!!!!!!と叫んだ。
1983 (朗読劇2)
クソ重思想感情朗読劇。"かげのおう"が"ひかりのおう"へ、両眼を閉じ海へ沈む月を眺めながら、二人崖の上で”飛び出して”みることを提案した後、水のエフェクトが。そしてふたりが"幸せになろうね"、と。正直一瞬鬱文脈コスコス来る?と思ったがそうではなかった。そんなことも一瞬で吹っ飛ぶくらいにLOSTで死刑宣告を受けた今の俺かな?となるくらいには精神をかき乱された。
仮タイトルはJimi Hendrixの1983...(A Merman I Should Turn to Be)から。帰りの機内で聴いていたところ、ダ・ヴィンチ・恐山が言う"顕"を発してしまった。もしアイマス曲と別にサントラが作れるとすれば入れたい。幾らでも語りたいが別の記事になりそうなので今回はパス。
MC4 (悲藍)
自分ら何普通に出てきとんねん、こっちは感情がグッチャグチャやねんけど
キミはメロディ (悲藍)
現地にいた時はLOSTの衝撃を引きずっており死にながら聴いていた。
後日、全ア人にて以下の回答を頂く。
エンディング (悲藍)
エンドロールの内容は一緒で、BTS風映像も特に変化はなかった。最後のAnd You!でお互いを指差ししたりしたがそれ位してないと精神が持たなかった。
そして急に出てきたクソ重思想感情絵本の最後のページは涙と遠さから正直よく見えなかったが、心中したんやろうなぁ、位は理解できた。
なお、日を改めてアイマス公式から悲藍のセトリを見ようとした瞬間、
お前人の心無いんか?
悲藍~純藍間の休憩: ★
退場前には、周りに全ア人やら背後にはリア友がいたのでiDRE@MLOSTを持ちながら殺してくれと言っていた記憶しかない。お見送り会では、"I'm watching you"*24的なジェスチャーを無言でしてたような気がする。
退場後、何をしていたのかはほぼ覚えていなかったが、ロータリー付近でうずくまり泣き叫んでいた事だけは覚えている。その後全ア人の主であるオタクと出くわすもその後泣いてたこと以外は何したか覚えてない。
回願すると、LOSTの項で触れた萩原恭二郎の「露台より初夏街上を見る」で言えばまさに"絶•望•〆"の心境であった。
少し落ち着いた後飯を買い出しに行ってる間、頭の中にはずっとDavid Bowieの★が流れていた。
正直こんな拗らせたオタクの心境と比較するのは大変失礼になりそうだが、死期を悟ったBowieの(もちろん一人だけではないが)バラバラな言葉・インストで一貫した"死と向き合う"というテーマを紡ぎあげた... その胸中はに何か通じるものがあったのでは、と今でも振り返ってみると思ってたりする。
ACT3: 純藍
後から考えるとアホらしいが、勝手にDREAMが来ることが分かっており達観の笑顔で、なおかつ思想をさらに強めにする事を決めたので、入場時にピンク・フロイドの狂気(はんげつver.)とiDRE@MLOSTを掲げながら入場した。
www.youtube.com なんとシートが1F4列17番というスピーカーのド真ん前、そこから連番に交代してもらっての通路席という神席。こうして席運には見放されなかったこともあり、今回くらいは...とノれるところはノろう、と決意した。
かえってくるそのひまで (朗読劇1)
クソ重思想感情朗読劇もこれで最終セット。今回ははんげつの密会で”かげのおう"が三枝鉾?の様な武器を持っており、”ひかりのおう"へ戦へ征く事を告げる。そして去った後も帰りを待ち続ける”ひかりのおう"。
ここに(どんな形であれ)彼女の再来を静かに待ち望んでいた自分を重ねてしまい死にたくなった。
First Stage (純藍)
そんな自分にいい加減前を向け、と言わんばかりにこの曲を初っ端から投げてきた。イントロが流れた瞬間そう解釈をし、流れに身を任せる事にした。3回目にしてようやくはんげつver.の本曲と通じ合えた気がする。"Love you/me, love you/me"の所って普通コールしないんすかね
アマテラス (純藍)
本当に、本当にこの曲が聴けて良かった。大好きだよ。
キミはメロディ (純藍)
3回目にして初めてモニターのヴィジュアライザーに気付く。空じゃん... でも一番幸せなコンテクストで歌えていたのでOKです。
MC1 (純藍)
俺だってこのライブは終わってほしくねえよまこちー!!!!! あと雪歩、今回のエンディングは二人とも力尽きて死ぬendだと思ったわ...名前コールの所、真の時は"まこちー!!!"、雪歩の時”My love...!!!"と言ってた記憶がある。
ただ次の曲で"雪歩!"とコールをして欲しい、と言われた瞬間、どうしても、どうしても自分の中でダメで、"そうじゃねえだろうよ!!!"と叫び崩れ落ちたら後席で立ってたオタクと目が合ってしまった。
ALRIGHT*
全公演を通して、DREAM(LOST)とコレだけは本当に思想上で理解りあうことができなかった。
- 雪歩の"いえーい!!"はアニマス3話によって正当性がある、特に声優の絡みがない(体で)行っている本ライブではよりその純粋さが増している。
- その上で、前振りのない"完全"なALRIGHT*をそろそろ観たい。もしそれがゆり歩-あず歩間での違い、という思想であるならば鎧を捨てて全力でぶつかって欲しい。
その後は思想の相違を理解し、"Alright!"の部分はしっかりコールをして終わる。
待ち受けプリンス (純藍)
一番スッキリして聴けた待ちプリは最高。ただし"Let's go..."のコールは聞こえなかった。
キミ*チャンネル
本当に二人ともMA3のシーズン枠をすると思ってなかった... まこりん、お前は思いがけない可愛さでは最強や
i (Remix)
マフのかかったイントロの時点で、本当に力が抜けて膝から崩れ落ちた。全ア人がこれを死ぬほど待ち望んでいたことも知っていたし、何なら俺も一生現地で聞けると思っていなかったので喜びで発狂しかけた。本当にありがとう。
9:02PM (純藍)
やっぱコンテクストって大事ね、と何回かぶりで気付かされた。何気にあず歩の本曲って貴重なのでは???
MC2 (純藍)
やーりぃ! ちなみに菊地団でした。担当していたので不満はないです。C&R楽しかったです。ここで紅白応援Vを予測してない奴は多分いなかったと思う。何なら"8番の素振りしとく!"と連呼していた。
The world is all one !! (純藍)
本公演では、2週間後に控えたSakuraconで何をしようか、MOIW2023で会った765プロアメリカ支部の連中にまた会えるかな、KCのコスプレを生で見てみたいなとか、渡米に向けて荷造りすんのめんどくせえ、等と想いを馳せていた。
おもいでのはじまり (純藍)
多分発売当時よりリスナーが増えた気がする。心地よい秋の風のように、浜辺の風のように
チアリングレター
浄化された。おもいでのはじまりからこの流れは浅い真担当の自分でも泣く。本物の担当なら絶対死んでる。多分溶けてるか灰になってる。言うまでもないがアニマスも履修しているのでとりあえずブッ刺さった。
MC3 (純藍)
チアリングレターを歌った相手に手紙を渡すとか萩原お前粋か〜??!???!???? この手紙の話は自分がゆきまこに持っている思想と合致する。ここはドラマCD: SCENE1に詳しい。
雪歩が真に憧れているのは単純な外見のカッコよさではなく、真に自分をしっかり主張できる自立した人間としてのベースがあるからこそでそこに顔の良さが加わる事で無限の可能性が生じる
— um1gu👀 @ Sakurac0n (@umgp2nd) March 5, 2024
最後の方で雪歩が"夢のような時間~"と発言した瞬間"DREAMはやめてくれDREAMはやめてくれDREAMはやめてくれ..."と言っていた。ただちゃんと手紙を置きに行くモーションが有る点は実在性を高めてくれて高評価。
edeN (純藍)
本当にあのMC後でアップテンポの曲は心臓に悪いが、edeNもここまで来ると箔がついてきた。サビのコーラスでコールをしてみたかったがパッと出てこなかったのでやめた。
Halftone (純藍)
相変わらず曲間での悪い意味での緊張感が続く中での本曲。主題歌がラストではないんだ、とまた意表を突かれたと同時に何故だか感慨深くなった。最もこれが最後では無い事も重々理解してたが...
Kosmos, Cosmos
MA3があるのでこれは元々受け入れている。会場限定CDにあったにも関わらず全然やらんかったので正直ここで来るもんだとは思ってなかった。あず歩に真が加わる時のダイナミクスと言うの何の、二人とも本当に、"幸せに"月へ翔る情景まで想起された。解釈があまりにも一致し過ぎている。ただしペンラは黄色を灯した。
サウンド面から、MA3と比べると歌い出しのオクターブが違かったり、スネアがMA09のものとも違うような気がする。インストも新録になってる可能性があるのでこれは要検証。あと"Kosmos, Cosmos"と"ゆらり"、"ように"等の部分でコールをするもんだと思ってた。
MC4
ほんまやぞコスコス最高やわ、SPで成し得なかった夢のコラボやったぞ
あと"輝きの先"って言われたら普通M@STERPIECEしか出んやろ!!!!!
VOY@GER
ここでもう一つ白状します。MCに釣られてイントロドンに負けました。最後にして本物の大穴。前がコスコスだったので同じ宇宙テーマという事なのか。そういえば真がオリメンだったが雪歩は完全新録...とかいうバケモンじゃねーかこれ!
歌詞考察は詳しいオタクに譲るとして、スピーカー前の席だったため一人アニクラ状態でヘドバンをできた事も高評価の一因として記しておきたい。中盤のディープトランス的サウンド*25が一番好き。
まんげつ(朗読劇2)
最後のクソ重思想感情朗読劇。"かげのおう"が遂に"ひかりのおう"の元へ帰還。
まんげつが世界を、二人を照らす。
正直高まり過ぎて太陽に見えてしまっており、結局後日確認した結果確信した。
まっすぐ
この曲が披露されるのはいつか来る765ASお別れライブだけだと勝手に思っていたが、やろうと思っていた事は変わらなかった。
連番してたpotiくんの肩を持ちながら合唱。1番が終わり感極まった彼を下ろした後は国歌斉唱時の様に胸に手を当てただ歌った。手には白く灯ったペンライト。
エンドロール (純藍)
まっすぐを歌ったので最後のAnd You!とか実質ニコマスやんけ、とジョークを飛ばせる間も無く、ロゴが現れたら体が勝手にスタンディングオベーションをしていた。配信を見返したら誰もやっていなかったので悲しかった。
終演
退場時に原点回帰と称し、狂気(はんげつであえたらver.)を掲げながら、出口手前で機材席に向かって"ありがとう!"、と一礼。(というか叫んでいた)
お見送り会ではカバンに突っ込んでいた狂気Tシャツを手に持ちながらひたすらサムズアップをしながら頷く変人ムーブをしていた。勿論リアクションはなかったが、確かに彼女たちはそこにいた。
終演後
オタクcarで高崎まで移動、そこで釜めしを食した後に自分以外が下る組だったためそこで分かれる。本当に、本当にありがとう。
ここから先は取り留めなく気持ちを散文化。
公演の良かった点・惜しかった点: 箇条書き
良かった点:
- 現地ステージの演出がいつもの声優ライブに負けず劣らず
- 情緒を破壊する重厚なストーリーやセトリから漏れる思想の強さ
- 配信と現地で同じ動きをしながら全く別の空間にいる、xRの醍醐味を味わえた。
惜しかった点:
- 朗読劇パートは各セグメントにあっても良かったか
- 絵本だけで1枚ドラマCDを作ってほしかった
- 会場で座ってたかった(キャパはむしろ丁度良い位だった)
簡潔に箇条書きをしたが、細かい話をするとキリが無いのでこれはこの辺で。
おわりに: 狂人たちからの答え
"光は影と決して交わることはない" ~私への答え~
冒頭の朗読劇で毎回出現したフレーズ。アイドルとして人々を照らし続ける雪歩とあずみん、かつて傍にいつつも月の裏側へ行ったゆりしー。この両者がいつか手を取り合える日が来る。そう信じていた狂人に対して公式の狂人から、"友藍"の朗読劇とFirst Stageを通じてこの言葉が一つの答えとして返ってきた。月の裏側は誰も-少なくとも我々一般人には-見ることができない、と。そんな気がしている。
"'かげのおう'の無事を祈り続けます" ~私からの答え~
"純藍"の朗読劇より。正直毒食わば皿まで、といった趣もあるがこうしていたいのは6.16の時、もしくはもっと以前の15年12月23日か、何が正しいか分かっていなかったことに対するある種の罪滅ぼしであると思いたい。月を真横から見てみたい。その景色を目にしてみたい。だが"二人の未来はこれから始まる"。正面から月を見ることも忘れずに。再度そう促してくれて感謝している。
正直ここまでアイマスと、真と、そして雪歩と真正面から真剣に向き合えるライブはなかったかもしれない。そんな愛情と思想に溢れたライブを実現してくれた関係者へ、チケを握ってくれて移動諸々もお世話になったpotiくんへ、行動を共にしてくれた全ア人へ、あの場所で興奮を共有してくれた同僚の方々、そして前橋市民に最大限の謝辞を贈りたい。
あとがき
ライブ終わりの翌日、折角なのでと前橋をもう一度ブラつき前橋文学館に訪れる。雪歩の展示に一直線でもよかったが、感謝の念も込めて企画展: 「青猫」刊行100年記念展 BLUE MELANCHOLIE 「青猫」が「定本青猫」に辿りつくまで と、飛行機乗りと風船乗り「ふはりふはりと昇つて行かうよ。」−−サン=テグジュペリ・堀越二郎・萩原朔太郎 を見させて頂いた。どちらの展示も良く、3Fではライブ*26のコンセプトに近い題目、2Fでは萩原朔太郎の思想に伝統工芸と共に迫ることができて大変充実できた。
そのうち、1Fから詩が展示してある階段を昇り、2Fの踊り場を見上げるとそこにはこう書いてあった。
文学館を出て振り返ると、雲に隠れていた太陽が出始めていた。
*2:動画の1:19:43頃~
*4:"月"だから、半月の片方は闇("原題: The Dark Side of the Moon")なので、等
*5:そのカードを無くしたのでアレだが実は千早(B)→春香(D)→真(D
*6:ゲームプレイの面が一番だが、アイドルに対する愛情を湧かせる魔法を持っているため
*7:正直これは今でも少し思っているが
*9:ちなみに媒体への最終収録はベスト盤(2013)Vol.3、ライブ最終はミリ6th、しかも歌唱メンバーは4Luxである
*10:現状生っすかSPECIAL CURTAIN CALLのみ
*11:最新の収録はFist Stepと同じ生っすかカーテンコールで真ソロが、初出はアニマスREADY!!その前のおとなのはじまりがあまりにもインパクト大で言及も少ない。ライブは9thが最新だった
*12:舞台照明が徐々に明るくなるよう点滅するのは粋だと思ったが
*14:重大な伏線
*15:もちろんyuraの別名義
*16:各自で調べて欲しい
*17:サンリッチで半オリメンをしたので
*18:ローソンのキャンペーン
*19:実質悲藍通じてではあるが
*20:https://www.waseda.jp/inst/sgu/news/2022/10/20/17591/ より引用
*22:Last KissのremixやEstimate時代のYUKIKA(特に서울여자(Soul Lady)に至るまでのコンテクスト)との関係性等
*23:パク・ジンベ、先生の本名
*24:両目を指して相手に向ける奴
*25:ラップパート
*26:というよりコスコス